CrudeDrug:Saussureae Radix

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モッコウ (Saussureae Radix)

一般生薬名 木香, muxiang, Aucklandiae Radix (Saussurea Radix)
基原 Saussurea lappa Clarke, モッコウ
原植物科名 Asteraceae, キク科
薬用部位
選品 よく肥大し, 内部の充実した香りの強いものが良品 (TN).
臨床応用 健胃, 整腸薬として, 嘔吐, 腹痛, 下痢, 消化不良, 寄生虫病などに応用する. 薫香料にも用いられる.
伝統医学的薬効 分類 理気薬
薬効 行気止痛, 健脾消食. 胸胃脹痛, 瀉痢後重, 食積不消, 不思飲食に用いる.
薬味・薬性 辛, 苦. 温.
成分情報 脂質 Lipids:
(*C1):
Aplotaxene
セスキテルペノイド Sesquiterpenoids:
(*C1-C4):
alpha-Ionone, Dehydrocostus lactone, Saussurea lactone, Costunolide, Dihydrocostunolide, alpha-Costol, beta-Costol, gamma-Costol, beta-Costic acid, beta-Cyclocostunolide, Alantolactone, Isoalantolactone, Isodehydrocostus lactone, Isozaluzanin C, Mokkolactone, Saussureal
トリテルペノイド Triterpenoids:
(*C1):
Betulin
ステロール Sterols:
(*C1):
Stigmasterol
薬理作用 抗菌作用 (精油成分:連鎖球菌, ブドウ球菌), 気管拡張, 平滑筋弛緩作用 (saussurine).
DNA配列
適応症 腹満, 腹痛, 悪心, 嘔吐, 便秘, 下痢, テネスムス, 消化不良, 食欲不振
方剤 烏苓通気湯, 加減小柴胡湯, 貝母湯, 分消湯, 防已散, 防已湯, 牡丹皮散, 本方芍薬湯, 弄玉湯, 香砂養胃湯, 加味帰脾湯, 桔梗湯 [外台], 帰脾湯, 芎帰補中湯, 九味檳榔湯, 香朴湯, 行和芍薬湯, 牛膝散, 三生飲, 七味白朮湯, 実脾湯, 芍薬湯, 十六味流気飲, 椒梅湯, 参蘇飲, 喘四君子湯, 銭氏白朮散, 中正湯, 丁香柿蔕湯, 導水茯苓湯, 導滯通経湯, 内疎黄連湯, 女神散, 肺疳方
参考文献 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 40-42.
C2) Chem. Pharm. Bull., 12, 632 (1964).
C3) Tetrahedron, 13, 319 (1961).
C4) Phytochemistry, 31, 336 (1992).
同類生薬 青木香, 川木香, 土木香, 蔵木香
備考 キク科 (Compositae) の Aucklandia lappa の根に由来する木香が正品で, 古代には「青木香」と称した. 現在の青木香は, ウマノスズクサ科 (Aristolochiaceae) のウマノスズクサ Aristolochia debilis Sieb. et Zucc. およびマルバウマノスズクサ A. contorta Bunge の根である. 川木香はキク科の Vladimiria souliei (Franch.) Ling の根で, 通常根頭部を焼いて調製する. かつてこれを Inula racemosa Hook. f. (蔵木香) に充てたことがあったが誤りである. 土木香はキク科のオオグルマ Inula helenium L. の根である. その他中国市場の「越西木香」は Vladimiria denticulata Ling の根である.


詳細情報


  • [ 含有成分]


写真

生薬コード00026389


LC-MS Data

タイプ 試料コード 補足事項
 植物
 生薬 00026389
 エキス 10026389 水エキス
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