CrudeDrug:Persicae Semen

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トウニン (Persicae Semen)

一般生薬名 桃仁, taoren, Persicae Semen
基原 Prunus persica Batsch, Prunus persica Batsch var. davidiana Maximowicz, モモ, ノモモ
原植物科名 Rosaceae, バラ科
薬用部位 成熟した種子
選品 よく肥大し, 外皮が褐色, 内部が白色を呈するものが良い. 一般に外皮を除いたものを良品とする (TN).
臨床応用 消炎性駆瘀血薬として, 下腹部の満痛, 腹部の血液の停滞, 月経不順などに応用される. また民間では桃葉を腹痛, 下痢に多く用いる.
伝統医学的薬効 分類 活血去瘀薬
薬効 活血去瘀, 潤腸通便. 経閉, 痛経, 癥瘕痞塊, 打撲損傷, 腸燥便秘に応用する.
薬味・薬性 苦, 甘. 平.
成分情報 脂質 Lipids:
(*C1):
Oleic acid, Palmitic acid, Stearic acid のグリセライド
トリテルペノイド Triterpenoids:
(*C2):
24-Methylenecycloartanol, Δ7-Avenasterol, Citrostadienol
ペプチド Peptide:
(*C1):
Emulsin
青酸化合物 Cyanogenic compounds:
(*C1):
Amygdalin
(*C2):
Prunasin
薬理作用 皮膚温上昇, 抗アレルギー (水エキス, アルコールエキス)
DNA配列 DDBJ Accession numbers: AF179562, L28749
適応症 無月経, 月経痛, 腹腔内腫瘤, 産後悪阻, 下腹痛, 打撲外傷による腫脹・疼痛, 虫垂炎, 便秘, 咳嗽
方剤 葦茎湯, 葦茎合四順湯, 瓜子仁湯, 活血散瘀湯, 桂枝茯苓丸, 鶏鳴散 [千金], 牛膝散, 柴胡疎肝湯, 潤腸湯, 舒筋立安散, 秦艽防風湯, 折衝飲, 疎経活血湯, 大黄牡丹皮湯, 腸廱湯, 腸廱湯加芍薬, 桃核承気湯, 当帰鬚散, 桃仁湯, 謄龍湯, 破棺湯, 八味疝気方, 牡丹皮散, 薏苡仁湯 [外科正宗], 桃仁湯
参考文献 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 272-273.
C2) 生薬学概論, pp 290-291.
同類生薬 杏仁
備考 大塚敬節先生は「桃仁, 杏仁ともに消炎, 解毒, 鎮痛, 滋潤の薬効があるが, 杏仁は主に上焦に用い, 即ち上半身の病いを治す. 桃仁は主に下焦に用い, 即ち下半身の病を治す. 桃仁は行血で, 杏仁は行気および水である」と論じている.


詳細情報


  • [ 含有成分]


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生薬コード00025934


LC-MS Data

タイプ 試料コード 補足事項
 植物
 生薬 00025934
 エキス 10025934 水エキス
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