CrudeDrug:Moutan Cortex

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ボタンピ (Moutan Cortex)

一般生薬名 牡丹皮, mudanpi, Moutan Radicis Cortex
基原 Paeonia suffruticosa Andrews (Paeonia moutan Sims), ボタン
原植物科名 Paeoniaceae, ボタン科
薬用部位 根皮
選品 肉厚で木部の残留がなく, 断面に白粉のあるもので芳香の強いものが良い (TN).
臨床応用 鎮静, 鎮痛, 駆瘀血, 排膿薬として, 頭痛, 腹痛, 婦人科疾患, 月経不順, 月経困難など, 血液の停滞する血行障害のあるものに応用する.
伝統医学的薬効 分類 清熱涼血薬
薬効 清熱涼血, 活血化お. 温毒発斑, 吐血衄血, 夜熱早涼, 無汗骨蒸, 経閉痛経, 癰腫瘡毒, 打撲傷痛に応用する.
薬味・薬性 辛, 苦. 微寒.
成分情報 モノテルペノイド Monoterpenoids:
(*C1):
Paeoniflorin, Oxypaeoniflorin, Benzoylpaeoniflorin, Benzoyloxypaeoniflorin
(*C2):
Galloyl-paeoniflorin, Galloyl-oxypaeoniflorin
ステロール Sterols:
(*C1):
Campesterol, beta-Sitosterol
タンニン Tannins:
(*C2):
Tetragalloylglucose, Pentagalloylglucose
その他の芳香族誘導体 Other aromatic derivatives:
(*C1):
Paeonol, Paeonolide, Paeonoside, Benzoic acid
(*C2):
Suffruticoside A, Suffruticoside B, Suffruticoside C, Suffruticoside D, Suffruticoside E
薬理作用 抗炎症作用 (メタノールエキス), 鎮痛, 抗菌 (E. coli, S. aureus), 抗炎症, 胃液分泌抑制 (paeonol).
DNA配列
適応症 発熱, 皮下出血, 吐血, 鼻出血, 無月経, 月経痛, 腹腔内腫瘤, 打撲外傷による腫脹・疼痛, 虫垂炎, 皮膚化膿症, 頭痛, 目の充血, 口渇, 月経不順
方剤 温経湯, 瓜子仁湯, 六味地黄丸, 杞菊地黄丸, 活血散瘀湯, 加味逍遙散, 加味逍遙散合四物湯, 芎帰調血飲, 桂枝茯苓丸, 牛膝散, 牛車腎気丸, 犀角地黄湯, 柴胡疎肝湯, 七賢散, 瀉胃湯, 清熱補血湯, 折衝飲, 大黄牡丹皮湯, 腸廱湯, 腸廱湯加芍薬, 桃仁湯, 謄龍湯, 八味丸合人参湯, 八味地黄丸, 八味疝気方, 蒲公英湯, 牡丹皮散, 薏苡仁湯 [外科正宗]
参考文献 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 132-133.
C2) 現代東洋医学 15 (1), 95-103 (1994).
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備考 ボタンには多くの品種があり, 牡丹皮の基源は複雑で, 成分組成や含量も品種により少しずつ異なる. 奈良県産の芯抜き品が上品である. 中国では安徽省銅陵鳳凰山に産するものが品質最良とされ「鳳凰牡丹皮」, 「鳳丹皮」と称される. 『日本薬局方』では, Paeonol を1.0%以上含むことが規定される.


詳細情報


  • [ 含有成分]


写真

生薬コード00025947


LC-MS Data

タイプ 試料コード 補足事項
 植物
 生薬 00025947
 エキス 10025947 水エキス
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