CrudeDrug:Fritillariae Bulbus

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バイモ (Fritillariae Bulbus)

一般生薬名 貝母, beimu, Fritillariae Bulbus
基原 Fritillaria verticillata Willdenow var. thunbergii Baker, アミガサユリ, バイモユリ
原植物科名 Liliaceae, ユリ科
薬用部位 鱗茎
選品 外面が白く, 裏面が黄褐色の小さなものが良いとされる (NI).
臨床応用 鎮咳, 去痰, 排膿薬として, 煩熱, 喉痺, 目眩, 咳嗽, 口渇などに応用する. 浙貝は清熱, 散結の力が川貝より強く, 熱感があり痰のとれにくい咳嗽には浙貝を用いる.
伝統医学的薬効 分類 化痰薬
薬効 清熱散結, 化痰止咳. 風熱犯肺, 痰火咳嗽, 肺癰, 乳癰, 瘰癧, 瘡毒に用いる.
薬味・薬性 辛, 苦. 微寒.
成分情報 ステロイドアルカロイド Steroidal alkaloids:
F. thunbergii (*C1):
Fritilline, Fritillarine, Verticine (=Peimine), Verticilline, Apoverticine, Peiminoside, Peimisine, Peimiphine, Peimidine, Peimitidine
F. verticillata (*C1, C2):
Fritilline A, Fritilline B, Peimisine, Verticilline, Verticine (=Peimine), Peiminoside, Verticinone (=Fritillarine =Peiminine), Isoverticine
F. roylei (*C1):
Peimidine, Peimiphine, Peimitidine, Peimisine, Verticine (=Peimine)
薬理作用 血圧降下 (peimine, peiminoside).
DNA配列 DDBJ Accession numbers: AF199457
適応症 咳嗽, 咽痛, 少痰, 喀痰, 頚部リンパ節腫, 胸痛, 胸が苦しい, 肺化膿症, 皮下結節, 皮膚化膿症
方剤 葦茎合四順湯, 益気養栄湯, 桔梗白散, 滋陰至宝湯, 紫苑散, 四順湯, 清肺湯, 当帰貝母苦参丸, 当帰養血湯, 人参養栄湯 [聖済], 貝母湯, 肺癰湯, 百合固金湯, 養肺湯
参考文献 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. I, pp 71-73.
C2) CA, 54, 22695 (1960).
同類生薬 湖北貝母, 川貝母, 平貝母, 伊貝母
備考 貝母は種類が多く, 主なものには次のものがある. 浙貝母 (浙貝):Fritillaria thunbergii Miq., 湖北貝母:F. hupehensis Hsiao et K.C. Hsia, 川貝母 (川貝):F. cirrhosa D.Don, F. unibracteata Hsiao et K.C. Hsia, F. przewalskii Maxim. ex Batal, 炉貝:F. delavayi Franch., 伊貝母 (伊貝):F. pallidiflora Schrenk, P. walujewii Regel, 平貝母 (平貝):F. ussuriensis Maxim.これらは, 『中華人民共和国薬典』にそれぞれ別の条項で収載される (炉貝は川貝母に含まれる). 貝母は化痰薬とされるが大きく, 浙貝母, 湖北貝母のグループと川貝母, 炉貝, 伊貝, 平貝のグループに分けられ, 前者は咳嗽の他, 瘰癧や癰腫瘡毒にも応用され, 後者は陰虚や肺熱の咳嗽に応用される. 日本産貝母は浙貝母と同じアミガサユリ (バイモ) の鱗茎で奈良県で栽培され,「大和貝母」とも称される. 烏頭類生薬といっしょに用いてはならない.


詳細情報


  • [ 含有成分]


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生薬コード00025936


LC-MS Data

タイプ 試料コード 補足事項
 植物
 生薬 00025936
 エキス 10025936 水エキス
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