CrudeDrug:Ephedrae Herba

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マオウ (Ephedrae Herba)

一般生薬名 麻黄, mahuang, Ephedrae Herba
基原 Ephedra sinica Stapf, Ephedra intermedia Schrenk et C. A. Meyer, Ephedra equisetina Bunge, クサマオウ, シナマオウ
原植物科名 Ephedraceae, マオウ科
薬用部位 地上茎
選品 帯緑色を呈する新鮮なものがよい (TN).
臨床応用 発汗, 解熱, 鎮咳, 鎮痛薬として, 皮膚の排泄機能障害による呼吸困難, 喘咳, 喘息, 悪寒, 身体疼痛, 骨節痛などに応用する.
伝統医学的薬効 分類 辛温解表薬
薬効 発汗散寒, 宣肺平喘, 利水消腫. 風寒感冒, 胸悶喘咳, 風水浮腫, 気管支哮喘に応用する.
薬味・薬性 辛, 微苦. 温.
成分情報 その他の脂肪族関連化合物 Other aliphatic and related compounds:
(*C1):
Nonacosan-10-ol, Nonacosan, Tricosan-1-ol
タンニン Tannins:
(*C1):
d-Catechin, l-Epicatechin, l-Gallocatechin, l-Epigallocatechin 及びこれらの2量体,3量体
アルカロイド Alkaloids:
(*C2):
Ephedroxane
イソキノリンアルカロイド Isoquinoline alkaloids:
(*C1):
l-Ephedrine, d-Pseudoephedrine, l-Norephedrine, l-N-Methylephedrine, d-N-Methylpseudoephedrine, d-Norpseudoephedrine
薬理作用 鎮咳, 抗アレルギー作用 (水, エタノールエキス), 交感神経興奮 (血圧上昇, 気管支拡張, 散瞳, 発汗), 中枢性鎮咳作用 (ephedrine), 抗炎症作用 (pseudoephedrine).
DNA配列 DDBJ Accession numbers: D38242, D10732, U72821
適応症 呼吸困難, 咳嗽, 悪寒, 発熱, 無汗, 頭痛, 身体痛, 関節痛, 感冒, インフルエンザ, 気管支炎, 肺炎, 気管支喘息
方剤 小青竜合麻杏甘石湯, 独活葛根湯, 連翹湯 [眼科], 小続命湯, 神秘湯, 続命湯, 大青竜湯, 大続命湯, 防風通聖散, 牡蛎湯, 麻黄湯, 麻黄加朮湯, 麻黄加苓朮附湯, 麻黄五味湯, 麻黄附子甘草湯, 麻黄附子細辛湯, 麻黄連軺赤小豆湯, 麻杏甘石湯, 麻杏薏甘湯, 射干麻黄湯, 薏苡仁湯 [明医指掌], 連翹湯 [丹毒], 烏頭湯, 烏薬順気散, 越婢湯, 越婢加朮湯, 越婢加半夏湯, 華蓋散, 葛根湯, 葛根加半夏湯, 葛根加苓朮附湯, 葛根湯加辛夷川芎湯, 還魂湯, 甘草麻黄湯, 杏蘇散, 桂姜棗草黄辛附湯, 桂枝去芍薬加麻黄附子細辛湯, 桂枝芍薬知母湯, 桂枝二越婢一湯, 桂枝二越婢一湯加苓朮附, 桂枝二麻黄一湯, 桂枝麻黄各半湯, 行気香蘇散, 厚朴麻黄湯, 五虎湯, 古今録験続命湯, 五積散, 柴葛解肌湯, 三黄湯, 赤小豆湯, 小青竜湯, 小青竜加石膏湯
参考文献 C1) 和漢薬百科図鑑 Vol. II, pp 53-57.
C2) 生薬学概論, p 341.
同類生薬 麻黄根
備考 根は「麻黄根」と称し, 地上部とは逆に止汗作用があるとされ, ephedradine類が単離証明されている. 日局14では E. sinica, E. intermedia 及び E. equisetina の地上茎が規定され, 総アルカロイド (エフェドリン及びプソイドエフェドリン) 0.7%以上を含むこととされる. E. distachyaE. sinica と同一種であるという説がある. 中国では1998年に「エフェドリン類製品の輸出管理問題に関する通知」(対外経済貿易管理局発第573号) が出され, これによれば「麻黄草資源を保護すると同時に, 砂漠化現象の拡大を防止するため, 麻黄草の輸出を禁止する」とあり, 現在中国から生薬の麻黄を輸入することは難しくなってきている.


詳細情報


  • [ 含有成分]


写真

生薬コード00025948


LC-MS Data

タイプ 試料コード 補足事項
 植物
 生薬 00025948
 エキス 10025948 水エキス
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